スピーカーシミュレーションを備えたアクティブタイプのパワーソーク製品『TRANSDUCER』と『CABULATOR』に続いて、SPL と Tonehunter が今度はパッシブタイプとなるギターアンプ用パワーソーク製品『REDUCER』を発表しました。
製品名からもお分かりのように、この製品はギターアンプの出力音量を「減退」させることができるもので、これを使えば、特に真空管アンプの音量レベルを上げることなく(=隣人に迷惑をかけることなく!?)、いつでも好きな時に適度な音量で真空管独特のオーバードライブサウンドを得ることができるというわけです。
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『Professional Audio』誌の 2010 年 12 月号誌面に Transpressor の製品レビューが掲載されました。記事を担当して下さったゲオルグ・ベルガー氏はこの一台を「ダイナミック・デュオ」と呼び、その「驚くほどに有機的なアナログサウンド」と「コンプレッサーセクションにおけるオート機能の素晴らしさ」を高く評価しています。しかし、それだけではありません:
「どちらのダイナミック・セクションも見事なオーディオ特性を有しており、音色の処理も柔軟に行える。Transpressor は両セクションを組み合わせてこそ最大の本領を発揮する。Transient Designer をコンプの前段、後段どちらにかけるかなど大した問題ではない。この一台が持つサウンドシェイプの可能性は無限大なのだから。圧縮され過ぎた信号には Transient Designer でアタックを強調してパンチを加えることができる。もしくは逆に、激しいギターサウンドからアタックを抑えて滑らかにし、コンプを使ってビッグなサウンドに仕上げることもできる。抜けの良いフラットなギターサウンドの完成だ。しかしこれは無限大の可能性のほんの 2 例に過ぎない。この記事のスペースではすべての可能性を挙げることはできないだろう。」
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2010 年 5 月 10 日。我々ブログチームは SPL 社でハードウェア製品の開発を担当しているイェンスを訪れました。その時イェンスは、彼自身が手がけた最新製品であり、今年の Musikmesse でも展示発表された『Transpressor』の最終仕上げ作業の真っ最中でした。3 月末にフランクフルトで展示され、SPL ブース訪問者が実際に触れることのできた『Transpressor』は、同製品のプロトタイプ第一号機だったのです。ご存知の通り、あの時点で同機はすでに機能的に完成状態にありましたが、イェンスは同製品の正式リリース前に内部配線およびレイアウトの改善・最適化作業に勤しんでいたのです。
イェンスは、『Transpressor』の前に『Frontliner』を開発しました。『Frontliner』はコンセプトの書き起こしから製品発表まで実に丸 1 年という時間がかかったそうです。このブログでイェンスの多岐に渡る仕事内容を少しご紹介するため、イェンスに『Transpressor』の作業の手をちょっと休めてもらい、この『Frontliner』について具体的に話を聞いてみました。それでは、『Frontliner』内部に潜入してみましょう!
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